HSPへのおすすめ本『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』

HSPへのおすすめ本として『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』を紹介します。

HSPの本を最近よく目にしますが、内容が難しかったりとっつきづらかったりしませんか?

その点この本は4コマ漫画と、簡単な文章で構成されておりとても読みやすいです。

内容としてもHSPなら必ず共感する言葉に溢れています。

僕自身読んでみてかなり共感しましたし、心を軽くしてくれる言葉にたくさん出会えました。

その一部を抜粋して紹介します。

興味を持ったらぜひ読んでみてください。

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概要

タイトル多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。
著者Jam
監修名越康文
出版社サンクチュアリ出版

発行部数22万部超えのベストセラーです。

Twitterで50万以上のリツートされるなど共感を読んだ「パフェねこ」シリーズを書籍化したものです。

この本では著者が得てきた生き方のヒントを4チャプターに分けて紹介しています。

  • CHAPTER1  SNSのモヤモヤ
  • CHAPTER2  人間関係のモヤモヤ
  • CHAPTER3  職場のモヤモヤ
  • CHAPTER4  自分のモヤモヤ

全部で64個の考え方のヒントが掲載されており、その全て4コマ漫画を簡単な文章で伝えてくれるものです。

本が苦手な方や、お子さんでも読みやすいかと思います。

すらすらと読めるので、僕自身は1時間前後で読んでしまいました。

解説の部分で名越康文さんはこの本をこう表現しました。

「この本には、著者が長年SNSに飲み込まれそうになりながら、苦労してひねり出した数々のいわば「裏技」にあふれています。」

著者について

著者であるJamさんの本業は、ゲームデザイナーであるそうです。

イラストレーターなども行っているらしく、多才な方なんですね。

この本を読んでいて、すぐに分かりますが、やはりJamさんもHSPであるように感じます。

  • 私ってすごく悩みが多い人間でした
  • 自分にダメだしばかりしてしまう
  • 理不尽な目にあって忘れられない
  • 「言葉の毒」を感じやすい

など僕自身も共感することばかりでした。

そういう著者が日頃どのように感じ、どう対処してきたのかが簡潔に紹介してくれます。

対処とまでいかなくても、その考え方、感じ方に共感できれば読んでいる方の気持ちも楽になるはずです。

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感銘を受けた言葉

この本を読んで僕が強く共感したり、面白いと思ったものがいくつもありました。

個性的なものが多いですが、どれも実践的で誰でも再現できるものでした。

そのいくつかを抜粋して紹介していきます。

自分が発する言葉は選べる

自分が発するものは、ポジティブな言葉を選べる

SNSのモヤモヤ  14

SNSでは誰かの悪口や批判を目にすることがあります。

それを「言葉の不法投棄」「言葉の通り魔」とJamさんは表現していました。

たしかに、そういった言葉に出会うと嫌な気持ちになったり、不用意に傷ついたりします。

「なんでそんなこと言えるんだろう」
「嫌なもの見ちゃった(聞いちゃった)なぁ」

と思うことはSNSに限らずよくありますよね。

でも、悪口を言ったりするのはその人の自由です。

そう、他人が発する言葉は選べません。

しかし、自分の発する言葉は選べます。

いつの間にか誰かを批判する人を批判していませんか?

そういう人と同じになる必要はありません。

「誰かを傷つける言葉じゃなくて、自分が言われたい言葉を誰かに言っていけばいいのか!」

そう思わせてくれました。

八方美人でみんなにいい顔してしまう

万人に好かれなくて当然だし、自分もまた全てを好きにならなくていい。

人間関係のモヤモヤ  32

「周りの評価を気にして一喜一憂してしまうことがありました」

と書いていて共感しました。

僕自身も全員に好かれようとして無理をしているときがありました。

むしろ今でも無意識にそのように振る舞ってしまうときがあります。

もちろんそんなことできるはずもなく、そうしたときは無理して疲れ切ってしまいます。

これを見て思ったことがありました。

八方美人は万人に好かれようとしているんじゃなくて、万人を好きでいようとしているのかもと。

人は自分勝手な生き物なので「何となく嫌、何となく無理」なんて思われることもあります。

そうだとしたら、自分だって他人に対してそう思ったっていいんですよね。

好きだなと思える人だけを好きでいればいいのかもしれません。

チベットスナギツネだと思ってみる

分かり合えない人のことは  チベットスナギツネだと思ってみる

人間関係のモヤモヤ  34

どうしてもわかり合えない人っています。

それが集団だと、居てもたってもいられないわけですが。

そういうときの対処法として紹介されていたものがこれです。

人前で話すときに緊張してしまうなら人を動物や野菜だと思ってみようという考え方があります。

その時にJamさんが考えたのがチベットスナギツネだそうで。

そこまで具体的に考えると「ああ、そりゃ分かり合えないなぁ」と素直に思えますよね。

考え方が個性的で面白いですよね。

チベットスナギツネのイラスト

自分で自分のことを決めつけてしまう

役者じゃないんだから  嫌な役は演じなくていい

自分のモヤモヤ  54

これはかなりハッとさせられました。

「自分って人見知りだから」
「私ってこういうことが苦手なんだ」

そう決めつけて役に入り込んでいませんか?

「それ自分で、喋るの苦手ってシナリオ書いてない?」

そう問いかけます。

たしかに入り込んでるかも…。

ずっと昔に決めた設定を、いつまでも引きずる必要ないですよね。

人って変わっていくものだから。

まとめ

以上、HSPへのおすすめ本として『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ』の紹介でした。

HSPの本は数多くあるんですが、読んでみると結構内容が専門的だったりします。

その人の心理がどうなってるかはいいから、対処法を教えてよ!

と思うこともよくあります。

その点この本はそういった専門的な知識は必要ないですし、超実践的なものばかりで良かったです。

コミカルで可愛らしいキャラクターでとっつきやすい点もまたいいですね。

興味があれば、ぜひ読んでみてください。

きっと心の悩みに突き刺さるような言葉に出会えるはずです。

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自由な暮らし「フラットな生き方」を手にするために、その行動や考え方をブログ内で発信中

・地方在住の33歳独身
・パチンコ店員
・HSS型HSP
・趣味は読書
年間200冊以上の漫画・書籍を読む。本好きというだけで図書館司書資格を取得した。

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