なにかと面倒事の多い飲み会は、あまり行きたくないものですね。
なかでもHSPの人は必要以上に気を使ってしまうので、飲み会に行くとほとほと疲れてしまうのではないでしょうか。
でも断りきれなくて、行かなければならなときもありますしね。
そんなHSPの飲み会あるあるを書いてみました。
共感してもらえると嬉しいです。
飲み会への対策も書いてみましたので、苦手だなという方はぜひ参考にしてみてください。
飲み会あるある
早速、飲み会あるあるを紹介します。
- 大人数が苦手
- でも話はしたい
- 孤立した人が気になる
- 店の人に迷惑かけてないか気になる
- 愚痴や悪口に心が痛む
- 一人になった時の安心感すごい
- 帰ってから疲れがどっと来る
ひとつずつ見ていきましょう!
大人数が苦手
飲み会はとにかく「大人数が苦手」なんです。
そもそも少数でも疲れるのに。
気心の知れたメンバーならまだしも、大人数は負担が大きすぎます。
個人的には、6〜7人からが「辛いなぁ」と感じるラインでしょうか。
10人以上や、もっと多くなると行く前からどうやって帰るかのシミュレーションをしています。
「盛り上がらずに早めに終わらないかな…」
「二次会をいかに回避しようか…」
こんなことばかりを考えていますね。
でも話はしたい
飲み会という状況は嫌なんですけど「話はしたい」んですよね。
人がいて色々気を使ってしまうという、その環境が疲れるだけなんです。
わがままで矛盾しているのも承知しています。
話はむしろしたいんですよ。
だから誘われるのは、すごい嬉しかったりするんですよね。
自分から誘うとかは到底できないですし。
誘ってもらうと嬉しい、でも割と大人数だとしんどそうだなぁと同時に感じる。
そういう生き物なんです。
孤立した人が気になる
飲み会の最中だと、隅のほうで「孤立した人がいると気になって」仕方ないです。
すぐにその状況が目に入るので、折を見てその人に話しかけにいったりしますよね。
これは優しいとかじゃないんですよ。
気になって居ても立っても居られないからそうしてるんです。
参加している人も、別にいじわるしてるとかじゃないんですよね。
自然な流れで、それぞれが話したいように話した結果、自然とそうなっているだけで。
たまに意地悪な人もいますけどね。(それは論外)
その状況は自然と生まれてしまうので、
気になるので話しかけてしまう
→結果気を使って疲れる
といういつもの流れです。
店の人に迷惑かけてないか気になる
ずっと「店の人に迷惑をかけていないか」を気にしています。
若い頃は飲み会の面々が大騒ぎしたりして、店員さんに怪訝そうにされたりしました。
そういう状況のときは周りの人に「本当にやめて!」と思っていました。
これも「なんでそんなことをするんだろう」と思いましたが、そもそも周りはそこまで気が回ってなかったりするんです。
まぁ若気の至りという部分もありますが、大人になってもその性質は変わりません。
大騒ぎとかは減りますが、
- 店員さんに無理を言ったり
- ラストオーダーのあとに注文したり
そういう行動をしている人がいると、また恥ずかしくなります。
こっちが勝手に恥ずかしく思っているだけなんですが。
愚痴や悪口に心が痛む
飲み会のトークで「愚痴や悪口に心が痛む」ことも多いです。
お酒が入るとそういった話題は出てきてしまうのは、ある程度は仕方ないです。
それなりに共感できる内容だったり、多少の愚痴はまだ聞けます。
全く考えの違う人でも、自分と同じような不満を語ったりすると仲間意識が芽生えることもあります。
ですがあまりに度を超えたものは受け入れられません。
ただ他人を卑下するものや、愚痴の内容が芯を食ってないものはそれを言っている人が哀れに思えてきます。
それは言っている人の価値観の問題なのですが。
それが疲れの原因なのでしょうか。
一人なったときの安心感すごい
飲みの席から一時離れた「一人になったときの安心感」がすごいです。
具体的にはお手洗いに立つとか、少し電話で離れるといった場面ですね。
もうあの瞬間の開放感がすごいですよね。
「このまま帰りたいなぁ」と思うことがよくあります。
電話をするために席を立って、数分で電話が終わってからも長電話のフリしてしばらく戻らなかったり。
あとトイレに立ったとき、せっかく一人になるチャンスだから来ないで!!
って思いますね。
帰ってから疲れがどっと来る
結局、家に帰ってから疲れがどっときますよね。
マラソンでもしたんかってくらい疲れてるときあります。
めちゃくちゃ人に気を使っては疲れ切って。
それでまた明日頑張ろうなんてね、到底思えないんですよ。
気を使って楽しませたのは、自分以外の誰かです。
結果から見れば、お金払って人を楽しませに行ってるようなものですよ。
だからね、そういう集まりなら行かなくていいんです。
本当に。
大丈夫だから。
そんな飲み会でを繰り返して学んだ、対策や心構えを最後に少しだけ書いていきます。
飲み会は行かなくていい
飲み会は行かなくてもいいです。
厳密に言うと尊敬できない人との飲み会は行かなくていいです。
価値観が合う人や、尊敬できる人とだけ行きましょう。
それ以外は時間の無駄でしかないので。
ここまで読んで共感できたなら、疑問を持ってください。
「あれ、なんでそんな飲み会に行っているんだろう?」と
しかもお金を払ってまで。
お金を払って他人の愚痴を聞いている状況は不健康です。
じゃあ始めから行かないでおきましょう。
価値観の違う人の価値観は変わらない
でも話がしたいとか書いてなかった?
と少し疑問に思うかもしれません。
誘われることは嬉しいし、話をしてみたいなあとは思うんですよ。
価値観の違う人に対しても、そう感じます。
なぜなら自分との共通点が見つかるかもしれないと思うから。
そもそも自己肯定感が低いため
- ずっと自分は間違っていて、他人が正しい
- 他の人の価値観とズレを修正しなければ
と考えています。
だからそういった会話から共通点を探そうとしている時期がありました。
たしかに共通点や共感できる部分もあったりもしますよ。
でも価値観なんて変わらないです。
生き方が違うから。
それは違う生き物同士の共通点を無理に探してるようなものでしかなかったです。
イルカと人間の共通点を見つけたところで、生きる環境が違うので、同じように生きていくことはできないんです。
そしてその価値観のズレに目を瞑って、共通点を探してしまえば、より価値観のズレが際立ちます。
- イルカのように海の中で生きられない方がおかしいんだ
- 同じ哺乳類なんだから、イルカのように早く泳げるはずだ
そう考えたところで、自分が苦しくなるだけなんです。
人の価値観は変わりませんし、自分の価値観を変える必要もありません。
だから価値観の違う人との飲み会は意味がありません。
それ自分を苦しめるだけの時間にしかなりえません。
だから飲み会は行かなくてもいいです。
断り方がわからないという人は、伝え方を知らないのではないでしょうか。
言い方のフォーマットを知らないから、苦しくなる。
まずは人への伝え方を学びましょう。
こちらの記事で参考文献をもとに記事を書いています。
ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
HSPの飲み会あるあるでした。
後半は無駄な飲み会には行くなということに熱が入ってしまいました。
でも僕の20代はそれに無駄な時間を使ったと感じます。
いまからでも遅くないので、飲み会はぜひ断りましょう。
自己肯定感の低さから、ずっと自分が間違っていると思ってきました。
でも間違いなんてそもそもないので、自分の価値観を大切にしましょう。
誘いを断ると「付き合いが悪い」などと言われてしまうかもしれません。
少し悲しいですが、その人は自分の話を聞いてもらいたいだけの人です。
そういう人との飲み会が一番無駄なので、言わせておきましょう。
そのうちそんなことも言わなくなるはずです。
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