仕事や現実世界はクソゲーだと思っているあなたへ伝えたいこと

先日「現実世界はクソゲーだと思っている」という話を聞きました。

的を射ている意見でなるほどなを思いました。

そして同じように考えている方はたくさんいるのだろうと思いました。

たしかに現実社会でも周りを見渡せば、チート、バグ、課金ばかりで嫌になりますよね。

真面目に経験値を稼いで、正攻法で人生攻略するのが馬鹿らしいと思ってしまうのも無理はないかもしれません。


そこで、どうして人生が楽しくないのかを心理学などと照らし合わせて、自分なりに考えました。

そしてそれをゲーム例えて解説していきます。

例え話であってゲームに詳しくない方でも、理解できる内容かと思います。


これを読んで共感できる部分があると思いますので、人生はクソゲーだと思っている勢はぜひ読んでみてください。

そして人生に対して少しでも前向きに考えてみるきっかけになると嬉しいです。


なぜ人生はクソゲーなのか


まずなぜ人生はゲームと違って楽しく無いのか。

人生はなぜクソゲーなのかを考えました。

それは…

  • 調整ミス、バグ、チートが横行している
  • 幸せを感じづらい
  • まだシステムを理解していない

このような理由からだと思います。

一つずつ見ていきましょう。

調整ミス、バグ、チートが横行

現代は、超格差社会に突入していると聞いたことがあるはずです。

生まれた時点で家庭階級に違いがあって、得られる経験も人間関係もその時点で差があります。

しかも各個体の能力値もバラバラで、ゲームだとしたらとんでもない調整ミス状態です。


さらに教育という「超課金ゲー」が発生します。

裕福であるほど教育に課金できるため、非課金勢は相対的に低ランカーになってしまいます。

人間の能力は環境によるところが大きいとされますので、その「課金」によってさらに格差が生まれます。


都市部に生まれるか、地方部に生まれるかといった点でも差が出ます。

塾なんてものもなく、電車もバスもないような土地で高度な教育を受けることは難しいのが実情です。

さらに法律は矛盾だらけのバグだらけです。

コネなどを使ったチートも横行しています。

これでは現実世界はクソゲー状態だと感じるのも無理はありませんよね。


幸せを感じづらい


人生が楽しくない2つ目の理由は「幸せを感じづらい」ということ。

ポジティブ心理学において、幸せを感じるためには5つの要素が必要であるとされています。

ポジティブ心理学とは、1998年にマーティン・セリグマン(当時アメリカ心理学会会長、ペンシルベニア大学心理学部教授)によって提唱されたものです。

そこでは幸せを感じるために必要な要素として、以下のようなものが挙げられました。

PERMA理論
  • ポジティブ感情を持つこと(Positive emotion)
  • 夢中になれること(Engagement)
  • 人との繋がりを感じること(Relationship)
  • 意味を感じること(Meaning)
  • 達成すること(Accomplishment)

このなかで特に注目したいのが「意味を感じること」と「達成すること」です。


なんのために仕事を頑張っているんだろう…

日々のルーティンばかりで達成感がない


このように考えてしまうと、幸せが感じられません

成果の見えづらい現実社会ではやる気が感じられなくても無理はないです。

その点どのように成果が上がっているのか数値で見えるゲームはとてもやる気が出やすいです。


また「楽しい、嬉しい」といったポジティブ感情を持つことも容易いです。

ゲームを始めると、平気で何時間も没頭してしまうという人もいるほど「夢中」になってプレイすることもできます。

このように見ると、ゲームは幸せを感じられる要素の詰め合わせで出来ています。

比較して見ると、現実社会とゲームでは幸せを感じられる要素に違いがありすぎるのです。

人とのつながりを感じられること

ただ一点「人とのつながりを感じられること」についてはどうでしょうか。

現代では、ネットで人とつながること自体は容易いです。

ネットで誰かに褒められた時と、リアルで誰かに褒められたときを比較するとどちらがより強く幸せを感じるでしょうか。

これは圧倒的にリアルの方だと思います。


ネットとリアルでの人間関係には、得られるつながりに雲泥の差があるのが事実です。

それ故に、人間関係に嫌気がさすことも多いですが、それ以上に幸せを感じることも大きいです。

幸せを感じる要素として「人とのつながり」は必要不可欠なものです。

ゲームでは感じにくい幸せの要素もリアルに存在していることを思い出してください。

まだシステムを理解していない


そして人生が楽しくないの理由の最後は「システムを理解していない」からです。

ゲームが楽しくなるのはシステムを理解してからではないでしょうか。

ゲームを始めたての頃は、見た目の美しさや新鮮な操作性などでも楽しめます。

しかし、それが楽しいのは始めのうちだけで、次第に飽きてきてしまいます。

でもそこまでに、ゲームのシステムをちゃんと理解していると楽しさを持続させられます。

これは人生においても同じことです。


人生が楽しくないとしたら、それはシステムを理解していないからではないでしょうか。

どうやれば成果が出るのか、どうやって進めて行けばいいのか、それを理解していないと楽しさが見出だせません。

システムを理解せずに序盤だけプレイしてゲームを批判したり、そもそも全くプレイしていないような輩に対して嫌悪感を覚えませんか?

だとしたら自分自身を振り返ってみてください。

そんな「人生エアプ勢」になっていませんか。


そうだとすると、それはとても勿体ないことです。

どんなものでも実際にプレイしてみてその真価が分かるものだと思います。

ほんの少しでいいので人生に本気で挑戦してみませんか。

少し本気出してみよう

ゲームで難局に差し掛かったときに、どのような気持ちで臨むでしょうか。

  • 「どうせ上手くいかない」
  • 「やるだけ無駄」

このような感情で臨むことは少ないと思います。


多くの場合は…

  • 「どうやったら上手くいくだろうか」
  • 「とりあえずもう一回やってみよう」

このような気持ちで臨むはずです。

楽しくなるのは少し本気だしてみてからだと思います。


本気出してプレイしてみてその結果「ヌルゲーでつまらない」となってもいいと思います。

もしかしたら「なかなか歯ごたえがあって面白くなってきた」となるかもしれませんよ。

調整ミスもバグもチートも自分の手によって改善できるかもしれません。


本気を出せば、意味も成果も達成感も得られるようになり、幸せも感じやすくなります。

人生が楽しくないのは「人生エアプ勢」だからかもしれません。

少しだけ本気を出してみませんか、人生チュートリアルで終わらせないために。

まとめ

結局人生エアプ勢が「人生ってクソゲーだよな」って言ってることがほとんどだと考えました。

なぜなら僕自身もそのように思っていた時期があったからです。

でも夢中になれることや大事なことを見つけることで、本気を出せるようにようになって考え方が変わりました。


今にして思うと、そう思っていた時期は勿体なかったし、人間的にもつまらなかったと感じます。

そりゃそうですよねだって周りからは「こいつ人生エアプじゃねぇか」と思われていたんですから。

本気になれば周りの反応も、物事の見方も感じ方も変わってきます。


もし今、人生はクソゲーだと思っているなら、ほんの少しでいいので本気になってみてください。

本気を出すなら早いに越したことはないです。

なぜならその方が楽しい期間が長く続きますから。

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自由な暮らし「フラットな生き方」を手にするために、その行動や考え方をブログ内で発信中

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