HSS型HSPでもパチンコ屋でバイトできる!6年働いた繊細さんの経験談


パチンコ店は一般的に高時給で、効率よく稼ぎたい人におすすめのアルバイトです。


しかしHSPの方は感覚が鋭いため、パチンコ店はあまり向いていない職場とされています。

パチンコ店では常に大きな音、強い光が出ているため、そういったものを過敏に感じてしまうためです。

また、お客さんもイライラしていたりして、共感性が強い方はそれだけで疲れてしまいそうですよね。


しかし、私自身HSPと認識していますが、パチンコ店に問題なく勤められました

むしろ向いているかもという部分すらありました。

パチンコ店に勤めようか考えているけど、不安に思っている方へ向けて、その経験から紹介していきます。

現役のパチンコ店員さんにはこちらの記事がおすすめです。

HSPにとって不安なこと

HSPさんがパチンコ店で働くにあたっての不安は、次のようなことではないでしょうか?

  • 大きな音や強い光が出ているけど大丈夫?
  • イライラした人が多くてそれだけで疲れちゃいそう…
  • 人間関係は面倒じゃない?

確かにこれらの要素は心配の種です。

HSPさんでも働ける環境なのでしょうか?

結論

結論から言って大丈夫です!

もちろん個人差がありますので、一概には言えませんが、僕自身の経験で問題なく働けたことは事実です。

また5人に1人はHSPだと言われていますよね。

それなら今現在働いている人の中にも、HSPさんは多くいるといえます。

実際に僕の周りにもHSPと思われる人たちがいました。

パチンコ屋さんで働くHSPの人たちが行っていた、対処法などを紹介していきます。

環境への対処

音対策

まずパチンコ店は大きな音が出ている環境であることが多いです。

パチンコ台や店内放送などから発さられるものですね。

音対策としては耳栓を使用しましょう。

とてもシンプルですが確実に効果があります。

仕事中に耳栓をしていて大丈夫なの?と思われるかもしれませんね。

でもパチンコ屋さんだからこそ大丈夫なんです。

なぜなら、パチンコ屋さんでのコミュニケーションや連絡は「インカム」を使うことがほとんどだからです。

片方の耳にはインカムをつけていますので、そもそも外部の音はあまり入って来ません。

なので、もう片方の耳は耳栓で塞ぎましょう。

周囲の音が聞こえなくなりそうですが、そもそも大きい音の中なので聞こえなくても差し支えないです。

直接会話をする場面があれば、耳栓やインカムを取る必要は出てきますので、その点はご注意を。


私自身はすぐに慣れてしまったので、特に支障はありませんでした。

光対策

続いて、強い光対策についてです。

これはブルーライトカットメガネで対処します。


サングラスなどが使えれば1番良いのでしょうが、顔が見えなくなるため使用は難しいでしょう。

私は比較的、光に過敏な方です。

強い光は意識的に見ないようにして、どうしても入ってくる光は眼鏡を使って対処していました。

それだけでもかなり負担を軽減出来たと感じます。


また、なるべく暗い部屋には長時間いないようにしました。

明るさが変化すると、身体の負担になるためです。

同じ様な明るさをキープするように行動することで、負担を減らすように心がけました。


このように光については「眼鏡」と「行動」で対処できます。

タバコ等のにおい対策

パチンコ店=タバコのようなイメージがある方も多いかと思います。

嗅覚が過敏な方はタバコの煙を避けるようにしている方も多いでしょう。


しかし数年前に法改正があり、パチンコ店は基本的に全館禁煙となりました。

一部店舗では「電子タバコのみ可」としているところもあります。

それでも少数派ですし、紙タバコより身体的負担は小さいと思います。


事前の許可は取ろう

道具が必要な場合は事前許可を取っておきましょう。

もしこれから働こうという方がいれば、面接の際に質問してみると良いと思います。

会社の方針にもよるでしょうが、特に問題なく使用出来ることが多いと思います。

なぜならどれも業務に支障がないためです。

お客さんについて

パチンコ店=イライラした人が多いというイメージがあると思います。

HSPさんにとっては大きな負担ですよね。

でも考えようによっては、他の仕事よりも楽になるかも知れませんよ。


私自身の経験から解説します。

そもそも論

そもそも、イライラした人で物に当たり散らす、なんていうのは一部の非常識な人だけです。

大半のお客さんは節度と常識を持って遊びに来ています

そういう非常識人の数が少ないからこそ注目されるし、話題になるものだと思います。


ここで少し考えてみて下さい。

そういう人はどこにいってもそのように行動するのではないでしょうか?

コンビニでも、非常識なお客さんを見たことはないですか?


ではそれはコンビニという環境がそうさせているのでしょうか?

おそらく違うと考えます。

その人自身が少し周りとズレているだけではないです。


結局そういう人はどこに行っても現れるものです。

むしろパチンコ店の方が楽?

ではそういう非常識な方がコンビニに現れたとします。

もしあなたがコンビニで働いていて、その非常識人を相手した時には大きなストレスを受けるはずです。

これがパチンコ店ならどうでしょうか?


基本的にお客さんはカウンターでの交換など、一部の接触があるだけです。

大部分のお客さんは来て帰るだけとという動線になります。

つまり人と関わる部分は、他の接客業よりも少ないと言えます。

実際にほぼ人と話さずに終わる日もあったりします。


このような理由でHSPさんにパチンコ店での勤務をおすすめします。

もし実際に働いていてクレーム客に悩まされるようなら、以下の記事を参考にしてください。


人間関係は?

働き手にとって1番気になるのが人間関係だと思います。

人間関係は職場によって千差万別ですので、これこそ一概には言えません


しかし、パチンコ店の特性を踏まえて考えてみたところ、人間関係が良好になる要素もいくつかありした。

  • 上司の転勤は多くなりがち
  • 短期で辞めていく人が多い

私自身の見解などから、事実に留めて紹介します。


上司の転勤は多くなりがち


完全に私見ですが、店長クラスの人間性で職場の雰囲気は変わります

店長がいい人ならいい職場になるし、人間性が芳しくないと、芳しくない職場になります。

そのような経験ありませんか?


パチンコ店は比較的転勤の多い職種だと思います。(地方の個人店などは別ですが。)

概ねエリア内でぐるぐる回るように転勤を繰り返すことが多いです。

そのため、もし「上司が合わないな」と思っても比較的早い段階で居なくなってくれたりします。


それは逆もまた然りなのですが。

そういう目線で考えると、人間関係や環境という点ではプラスに働くと考えます。

短期で辞めていく人が多い

パチンコ店でアルバイトをしている人は比較的短期で辞めていく人が多いです。

学生さんであったり、一時的な「つなぎ」として働いていたりするためです。

また自らの夢を持っていて、バイトでガッと働いて、自分の夢の方に時間を使うという人も結構いますね。


長くいる人ほど、不平不満を垂れ流して職場の膿になっていくものです。

新陳代謝が高い職場の方が、働く環境としてはクリーンだったりするものです。


バイトをするくらいならそのくらい丁度良かったりするのでは?

人の入れ替わりは激しい

いずれにせよ、人の入れ替わりが激しい環境であることが多いと思います。


新しい人とコミュニケーションを取るのは苦手という人は多いでしょう。

しかし、職場においては上記のような理由からポジティブに働くことも多いです。

そこをどう受け止めるかで評価は変わってきますね。


一つ言えるとすれば、初対面より長く人付き合いをする方が苦手という人には向いているでしょう。

私自身はまさしくそのタイプで、そういう気質だったので向いていたと感じました。

ハッキリ言って、中途半端に長く付き合った、中途半端な知り合いが1番増やしたくないです。


一時だけ一緒に働いたことある位の距離感の方が、断然接しやすいですね。

人間と関わらなくて良い仕事は多分ないので、それは無い物ねだりでしかないです。

痛いほど気持ちは分かりますけどね。


これについては自分がどう考えるか、どう受け止めるか、それ次第だと思います。

まとめ

結論としてHSPさんでもパチンコ店で働けます

向き不向きは勿論ありますが、それはどんな職場でも一緒だと思います。


私自身は「こんなに人と関わらないでいい仕事があるのか!」と思っていましたよ。

大きい音に包まれているから、仕事中にどれだけ歌っていてもバレないです。

接客業という感覚はあまりなかったですね。


むしろ機械の調整とか清掃とかが業務の主体になりますので。

接客業は出来るか不安という方でも、大丈夫と思います。

プロフィール
この記事を書いた人
ふらっと

自由な暮らし「フラットな生き方」を手にするために、その行動や考え方をブログ内で発信中

・地方在住の33歳独身
・パチンコ店員
・HSS型HSP
・趣味は読書
年間200冊以上の漫画・書籍を読む。本好きというだけで図書館司書資格を取得した。

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